僕はアパレルメーカーでデザイナーをやっております。
今で勤続10年目です。
僕はデザイナーでありながらプレゼンテーションが苦手で、口下手です。
そして絵も上手くないです。
そんな状態でもデザイナーを10年続けることができました。
デザイナーの仕事内容が気になる方はこちら→アパレルデザイナーの現実・仕事内容・実際どのような事をしているか?
アパレルデザイナーと一言で言っても全然仕事内容は大きく違います。
僕は、某メーカーでデザイナーとして働いています。
社員は数百人規模の、そこそこ大きい会社で昨今働き方の改善などがあり、とてもホワイトな働き方になってます。
忙しい時期は別ですが、基本残業は1〜2時間程度で、きちんと残業時間をつける事ができます。
そんな職場で働いているアパレルのデザイナーがなって良かった事。良くなかった事をお伝えします。
良かったこと
・基本、仕事は楽しいです。
デザイナーの仕事内容は、基本楽しいです。あまり苦になりません。
仕事内容が知りたい方は→アパレルデザイナーの現実・仕事内容・実際どのような事をしているか?
色を考えたり、素材を選んだり、資材を選んだりと
1から何かを作るというよりは、ある物を組み合わせてカスタマイズする感覚です。

ホテルの朝食のビュッフェ選ぶやつみたいなイメージかな、、、
正直、普通に楽しいです。
・陰口などはほぼない。
僕はアパレルのデザイナーになる前は食品工場の生産現場で働いていました。
その時の僕もまわりの従業員も含めて不満がたくさんある会社で
・仕事内容も繰り返しの事ばかり
・何か失敗すると責任のなすりつけ合い
・口を開くと会社の愚痴が出てくるような感じでした
しかし、その中でもみんな不満があるので、同じポジションで働いている人達同士はとても仲が良く歳も近い人が多かったので、人間関係はある意味とても良かったです。
工場の仕事と比べると、デザインの仕事は比較的前向きな人が多いです。
仕事が終わればすぐに帰るし、常に何かをしているからか陰口はあまり聞きません。
・長い目で続けれる
時代の流れでアパレルデザイナーの需要が今はなかなかないので、生き残るのが難しいですが、仕事内容は肉体労働と言うよりは、パソコンに向かいデスクワークなので、年をとっても続けられる仕事だと思います。
・物ができた時の達成感がある
何より、デザイナーとして一番の嬉しい瞬間です。
自分の作った物が出来上がった時の感動や達成感はデザイナーならではの嬉しい経験ですね。
良くなかったこと
・なぜ?の説明がいる(最終決定権はない)
その人のポジションによりますが、基本僕には決定権はないです。
取引先のイメージや上司のイメージにそぐわないデザインだった場合はその人が納得できるような説明がいるしデザインの大幅変更を要求されます。
期日が近いのにやり直しをくらうと正直どうしていいかわからなくなります。
・責任が重い
製品が売れなかったら一番デザイナーがたたかれます。
そして、過去に売れないブランドというレッテルがついてしまうと、何を提案しても色々な方向からいちゃもんを言われます。全然企画が進みません。
・時間がかかる
工場の仕事は、業務が終われば終わりなので、業務時間外で何かを考える事はほぼありません。
しかし、アパレルデザインでの仕事は”良いデザインを提案する事”で、毎シーズン何か新しい事を提案しなければなりません。
プライベートの時間でも常に服の事を頭に片隅にいれながら仕事をしなければ、良いアイディアはなかなか出てきません。
業務時間以外でも仕事の事を考えないといけないのです。
色々と考えていても毎シーズン良い物が思いつく訳ではないので、何も出てこないシーズンは気持ちが不安になり、夜眠れなくなってしまう事も多々あります。

たまに、そんなに考えなくても上手く行く時もありますけどね・・・
まとめ
2つの仕事を経験させてもらった上で感じた事は、
多かれ少なかれ良い部分と嫌な部分があり、最初は前回の仕事と比べて良いところが目立つのですが、続けていると嫌なところが目につくようになります。
どんな仕事をやっても、悩みは出てくるし生きてる以上、何もなく満足に生活できる事はありません。
悩みの解決方法を知りたい方はこちら→ストレスフリーな毎日を送る。ネガティブ男子が実践した3つの事
最近仕事の記事を書いているのですが、今の僕の仕事も案外、悪くないな〜と思った今日この頃です。
コメント
デザイナーの仕事がよく分かりました!頑張ってくださいね♪
「今の僕の仕事も案外悪くない」
うんうん!悪くない!
素晴らしいです♪